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的枠小口に当たり枠外に外れた矢の衝突跡。的紙外側に切り込みを入れ、両面テープとマスキングテープを使用しての的貼り。 |
真円的枠は小口60度削り落としのため、小口に当たった矢は上図のように、矢および枠を傷めることなく枠内もしくは枠外に行くことが出来ます。 |
木製の的枠は一枚板を曲げて作るため、正確な的としての直径を確保すること極めて困難です。しかも歪みのない状態で作るには正目の上質の板材が必要で、材料入手の面からも高価になります。上図は使用開始後約1ヶ月の木製的枠で傷みも相当激しく、時には曲げ板の継ぎ目に矢が刺さること珍しくありません。 |
上記は使用開始後約2ヶ月の真円的枠の的面キャップです。相当数の矢が衝突した痕跡が見られますが、木製的枠に比べ、外観の変化はほとんどありません。ただ度重なる衝突で破損した場合のお取替え用の的キャップも別売りでご用意しております。 |
的キャップは硬すぎても柔らかすぎてもいけません。真円的枠はこれまで十数種の樹脂でキャップを製作し、永年の実射テストの結果を基に適度の硬さの樹脂キャップを使用しています。上記はキャップが柔らかすぎたために矢が貫通した跡です。 |
練習量が多い高校、大学の弓道部で木製の的枠を使用することは、早期に枠的が痛み、良い状態で長期の使用をすることが出来ないばかりか、的紙貼替えにも大変手間がかかります。 |
真円的枠の的面キャップは長期の使用でもほとんど小口が痛むことなく、良い状態で使用することが出来ます。もちろん通常の使用状態においては矢を傷めることもありません。 取り替え用の的面キャップ別売あります。 |
的面キャップの固定方法 温湿度の関係で的枠本体の紙管が若干収縮し、取り付けたキャップがやや緩くなることがあります。その場合上の図のように布テープを巻き、緩みのない状態でご使用ください。 |
あずち面キャップ旧タイプ 従来のあずち面キャップは上図のように的枠内側の矢印部分に若干の出っ張りがあり、この部分に矢が当たり跳ね返るのではと懸念されていました。 |
あずち面キャップ改良型新タイプ 改良型のあずち面キャップはキャップ装着時の的枠本体への密着性を高め、あずちの砂、湿気の進入を防ぎ、矢印部分の小口も斜めに成型しました。 |
あずち面キャップへの矢衝突痕 |
あずち面キャップへの矢衝突痕 |
的貼りにガムテープを使用(矢の跳ね返り?) |
ガムテープを使用した的貼り ガムテープとビニール的紙の強度により的小口に当たった矢が的枠外にいくこと出来ず、跳ね返りの原因になる。 |
ビニール的紙の余白部分に約2cmピッチで切り込みを入れ、両面テープと紙テープを使い的紙を貼ります。紙テープの換わりにガムテープを使用したり、切り込みピッチを大きくしたりすることは矢の跳ね返り原因になります。 |
真円的枠は上図のように普通紙の的紙をのりで貼って使用することも出来ます。この場合やや濃い目ののりが良いようです。また使用後の剥ぎ取りも水に浸すことなく出来ます。公式の大会では矢の跳ね返りを防止するため上記の的貼り方法をお勧めします。 |
枠本体(紙管)の小口を傷めないように的面キャップを取り付ける。 (※注)取り付けには手の保護のため手袋をつけてください。 |
的面キャップの固定方法 温湿度の関係で的枠本体の紙管が若干収縮し、取り付けたキャップがやや緩くなることがあります。その場合上の図のように布テープを巻き、緩みのない状態でご使用ください。 |
あずち面キャップの取り付け1 あずち面キャップは弾力性がありますので、押し開きながらキャップの外側を的枠本体に取り付ける。 |
あずち面キャップの取り付け2 上図のように左手親指でキャップの上部を押さえながら、ヘラ等でキャップ内側を起こし差し込む。 |